バンドソー
切断スピードは、従来機の2倍以上。
これまでの機械に不足していた剛性を補うことで、
切断時間の大幅な短縮をはかりました。
「特殊鋼の切断には時間がかかる」。これが特殊鋼業界の常識です。どうしたらもっと 速く切れる機械がつくれるのか――― この課題を追求してUGAⅢシリーズが誕生しま した。これまでの機械に不足していた剛性を高めるために、鋸フレームに合理的な門型 構造を採用。さらにリニアガイドを鋸刃に接近させたことで、切込み行程が正確かつ 強力に制御されるようになり、高速切削と美しい切断面が実現しました。
操作盤は、液晶ディスプレイのタッチパネル方式。切断プログラムは、製品長さと切断数を入力するだけです。
お客様で、すでに二次元コードを利用した社内システムをご使用でしたら、お使いの伝票に記載されている二次元コードを読み取っていただくことで機械に切断長さ、個数を読み込ませることができ、プログラム入力が不要になります。
詳しくはご相談ください。
現場事務所のPCとバンドソーをLANでつなぐことで、遠隔で切断プログラムを入力することができます。 機械オペレーターは素材のセットと自動開始ボタンを押すだけ。帳票の読み方やプログラム入力が不慣れな ことによる、人為的ミスや誤作を防ぎます。
詳しくはご相談ください。
切断時間が大幅短縮
UGAⅢシリーズは、従来機の2倍以上の速さでの切断を 実現。最適圧力弁によって無理のない最適な切込み速度 に保たれます。
レーザーセンサーで材料を検出
材料の上端や先端はレーザーセンサーで検出。非接触で 鋸刃の下降・切込み送りの切替えを行うとともに、1個目 から正寸切断が可能です。
送りバイスがバックゲージに
所要寸法を入力して位置決めした送りバイスの先端を バックゲージにして、70 ~ 570mm 長さの製品を切 り出すことができます。
鋸ガイドの位置は自動調節
鋸ガイドはバイス連動式です。バイスを閉めれば自動で 適正な位置に調節されます。
切曲りで誤作を出さない
タッチセンサーが、切断中の鋸刃の角度をつねに監視。 切曲りが許容値を超えると機械は自動停止し、誤作を防 ぎます。
全面ローラー式のテーブル面
材料搬入側の送り台は、 全面にフリーローラーを備えてい ます。 重い材料でもスムーズに送り込むことができます。
束ね切りの際、材料を上から押さえ込みます。全幅押さ え式のため、材料幅が変化しても調整不要。材料の凹凸 はゴムパッドが吸収します。
薄肉パイプなどの変形を防止するために、バイスの圧力 を調節することができます。
微量の切削油を鋸刃の刃先に吹き付けます。材料を濡ら さず後処理が楽です。別途エアー源が必要です。
長さ70mm以下の短い製品を切り出すためのアダプター です。小径材用と大径材用の2種類があり、端材も無駄 なく活用できます。
操作スイッチ類を機械の左側に配置した仕様です。お客 様の機械設置場所などの状況に合わせてお選びいただ けます。
鋸刃駆動中に緑色のシグナルライトが点灯します。離れ た場所からでも運転中であることがわかります。