バンドソー
2本柱構造と最適な鋸刃の傾斜で定評のある形鋼バンドソーマシン。
シンプルな機構で45°までの角度切りが可能です。
形鋼の角度切りが簡単・正確に行えるDAITOバンドソーSTⅢシリーズは、使い勝手のよさと耐久性で広くご愛用いただき、ロングセラーを続けています。
切削抵抗の変化を増幅して切込み速度を制御する最適圧力弁の働きで、従来比1.3 倍の高能率切削と鋸刃寿命の向上を実現します。
大型H型鋼の切削時に生じる鋸刃の「はさみ込み」は、DAITO 独自のステップフィード方式により回避します。
下限ストッパー
下限ストッパーは鋸ガイドと一体型なので、材料の幅が変わっても調整不要。切断が完了すると鋸フレームの下降と鋸刃の走行が停止します。
レンチ式鋸張り機構
鋸刃の張りは、小さい丸ハンドルであらかた行い、最後に張力指針に従ってラチェットレンチで締めて、らくらく完了です。
インバーター式鋸刃無段変速
鋸刃速度はインバーターによる無段変速。材質に合わせて、切削中でも最適な鋸刃速度に調整できます。
突起物がなく、省スペース
機械の全幅は2.5m 弱(STⅢ4565)と、このクラス最小です。シリンダーなどの突起物もなく、場所をとりません。
押さえバイス
油圧シリンダーで材料を上から押さえます。広幅材切断や束ね切りに不可欠です。切削中の材料の振動を抑えて鋸刃のビビリや欠けを防ぎます。
前バイス
長尺材の後端切りに便利な前バイスを備えています。後端切りの際、材料をトンボする必要がなく、安全で能率よく作業が行えます。角度切りの際は、両方のジョーはシフトさせます。
長寿命な背押しローラー
鋸刃の背部を受ける背押しローラーは超硬リング式。水切りカラーがあるため、ベアリングに水がかからず長時間摩耗しらずです。
鮮明な光線器
切断位置を示す光線器は、光源に強力なLED ランプを使用。明るい工場でも鋸刃のカゲがくっきりと見え、切断位置合わせに便利です。
カバーリミットスイッチ
左右のホイルカバーはリミットスイッチを備えています。鋸刃回転中にホイルカバーを開けると、安全のため鋸刃が停止します。
ベッド面、バイス面の摩滅対策
ベッド面とバイス面の摩滅対策として、取り外し容易な焼入れ鋼板を要所に配備。機械の長寿命化がはかられています。
微量の切削油を鋸刃の刃先に吹き付けます。材料を濡らさず後処理が楽です。別途エアー源が必要です。
長い材料を加工する際、材料の後部を支えるために、機械の材料搬入側に設置します。
ローラーが油圧で持ち上がり、モーター駆動で材料を送ります。フリーコンベアに連結して設置。操作はモノレバースイッチで行います。
切断する材料が短くて、3 点バイスの固定ジョーと定規ジョーに届かない場合に用いる補助プレートです。
設置場所に合わせて、右操作仕様を選択していただけ
ます。