バンドソー
全自動で角度切りもできるCNCバンドソーマシン。
ラインシステムにも対応しています。
搬入側に送材機構はなく、自動定寸はシャトル式前バイスだけで行います。
切削位置における鋸刃の刃渡り長さを切込み速度に反映させるCNC制御をファイン化。
鋸刃寿命が延び、切削音 も大幅に低減しました
簡単な角度切り
角度切りの際は、テンキーにより「勾配」「角度」のどちらかを入力すれば、鋸フレームが自動旋回。24 種類までの入力値が記憶できます。
材料サイズチェック機能
材料をクランプしたときに「材料幅」を、鋸刃下部の レーザー光線が材料上端で遮光されたときに「材料 高さ」を、それぞれ自動チェックし、つねに適正な切込み速度で切削を行います。
シャトル式前バイス
短くなった材料の定寸は、シャトル式前バイスにより全自 動で行います。シャトル式前バイスは、手動での端材や残 材の取り出しにも便利です。
鋸刃のはさみ込み解消
大型H形鋼の切断時に生じる鋸刃の「はさみ込み」は、DAITO独自のステップフィード方式により回避します。
切削音低減、鋸刃寿命伸長
鋸刃の背部に振動抑制ローラーが適度に接触することにより切削音が低減、鋸刃寿命の伸長をもたらします。
昇降リニアガイド
鋸フレームは、リニアガイドにより案内されています。摩擦係数が低いので、切込み工程がスムーズです。安定した切削をもたらします。
押さえバイス
材料を上から押さえる油圧式バイスです。切削中、鋸刃の振動を抑えて刃欠けを防ぎます。
バイス連動の鋸ガイド
鋸ガイドの位置はバイスの動きに連動します。材料サイズが変わっても鋸ガイドがつねに材料に最接近するので、切断精度や鋸刃寿命に好結果をもたらします。
最小 H50までOK
鋸刃を支える左右の鋸ガイド間に他の機構がないので、50mm幅の材料でも鋸ガイドが最接近して万全の状態で切断します。
セミドライカット
従来のクーラント装置のほかに、専用切削液を微量のスプレー状にして鋸刃の刃先に吹き付けるスプラント(切削液スプレー装置)を標準装備。クーラント式と違って切削液が材料を伝って流れることがなく、後処理が楽です。
鮮明な光線器
切断位置を示す光線器は、光源に強力な LEDランプを使用。明るい工場でも鋸刃のカゲがよく見え、手動定寸時に便利です。
ペンダント式操作盤
操作盤はペンダント式。左右どちら側にも移動可能。切断位置の間近で操作できるので、ケガキ合わせなどに便利です。この操作盤で、オプションのプッシャーや電動ローラーも操作できます。
切削条件は自動設定
鋸刃速度、切込速度、鋸ガイド幅、材料高さなど切削条件はCNCで自動設定。切断時間・個数・面積など が画面に表示されます。
機械の搬入側と搬出側に適宜設置します。全長2m。搬 入側は3 本または5本ローラー、搬出側は7 本・10 本・ 20本ローラーのいずれかが選べます。
ローラーが油圧で持ち上がり、モーター駆動で材料を送 ります。搬入側のフリーコンベアの要所に連結して設置し ます。
コンベア上の材料をたてローラーに押しつけます。
材料を持ち上げて横移動します。天井クレーンを使わな くても、材料の載せ換えやライン間の移動が容易に行え ます。
薄肉パイプなどの変形を防止するために、バイスの圧力 を調節することができます。
左フランジ外側にケガキがある場合に、位置を目視する のに便利です。